X-48MKII
X-48MKII
TASCAMのX-48MKIIは、48トラックオーディオトラックを録音できるHDDマルチトラックレコーダーです。
X-48MKIIは、デジタルオーディオワークステーションといわれる音楽録音に特化した48トラックマルチトラックレコーダーといえます。
基本スペックは、
PCM / BWF(モノフォニック) 48チャンネル
44.1/48/88.2/96kHz
(±0.1%/±4%プルアップ/プルダウン対応)
16ビット、24ビット、32ビットフローティング
48トラックマルチトラックレコーダーです。
このレコーダーの特質は、パソコンソフトでは当たり前のレコーディング形式の32ビットフローティングでオーディオファイルを扱えることかも知れません。
このX-48MKIIは、マウス。キーボード、LAN端子、アナログVGA端子、USB端子など様々の入出力及びHDDのフォーマット形式(NTFS)から見ると、単独のカスタム48トラックレコーダーというよりパソコンの改造に近いものと予想されます。
NTFSのフォーマットは、通常WINDOWSパソコンのみのフォーマットなので、恐らく中身の基本OSとなるものはWINDOWS NT、あるいはWINDOWS 2000、WINDOWS XPの改良型だと予想します。
(確認したわけではないので、正確にはわかりません。)
このレコーダーは、スタンドアローンで48トラックを記録するレコーダーです。
基本は、コンピュータ上のソフト、PROTOOLなどのソフトで編集したりレコーディングしたりするものを録音・記録する製品だと思います。
48トラックの録音などはコンピュータの編集ソフトとHDDがあれば出来ることを、わざわざスタンドアローンで動作する製品にしたは、直感的に手軽にレコーディングできることと、恐らく安定度と均一したクオリティを重視したからだと想像できます。
現在パソコンとサウンドカードさえあれば、あらゆるタイプのレコーディングと編集することが出来ます。
パソコンソフトなどで多くのトラックを録音して編集する作業やマスタリングなどの作業をした人なら経験したことがあると思いますが、全てをパソコンで完結させることは、常にフリーズなど現象に不安を持ちながら作業をすることになります。
スタンドアローンで48トラックを録音できる機材は、作業者の不安を解消するものでもあります。
また、ソフトウエアでの作業は、直感的に作業がしにくいものも多くあり、簡単な録音・再生すら難しく感じることがあります。
このX-48MKIIは、直感的に作業することができ、パソコンで作業の不安定から解消されます。
基本仕様は、タスカム独自規格のTDIF入出力(D-sub 25ピン・メス(8CH)×6)で、24チャンネル(48トラック)ディジタル信号を受け渡しするようになっています。
基本は、タスカムのミキサーなどの機器からTDIFでディジタル入出力して使用するようになっています。
オプションでアナログボードに対応しており、アナログで入出力で使用する場合はTDIFオプションボードIF-AN24X(24チャンネル)を使用することになります。
ADAT入出力は、オプションボードIF-AD24X(24チャンネル)のオプティカル入出力で対応しています。
録音や編集した音楽データをメディアに保存する為に、普通のパソコンに取り付けるDVDマルチドライブが付属してるので、他の場所へ編集データを移動するのが容易です。
DVDドライヴがパソコンと同じ仕様なのでメンテナンスがしやすいのが良いと思います。
ディジタル入出力は、IEC60958-3民生用規格準拠(S/PDIF)とIEC60958-4(AES/EBU)自動検出のCOAXIAL(RCAピンジャック)が標準装備されています。
この端子があるので、一応、2チャンネルステレオ録音することが出来ます。
このX-48MKIIは、32ビットフローティングに対応しています。
32ビットフローティングが処理で音質が良くなることはありません。
レベルオーバーしても歪まないので、いろいろなレベルのトラックを録音したときレベル
オーバーの歪みを気にしなくても良いので、編集したデータが結果的に音が良くなると
ということです。
(普通に16bitで録音されたファイルを32ビットフローティングにすると音が悪くなることがあっても、音質が上がることは決してありません。)
このサイトでは、基本的に2チャンネルステレオで最高の音質で記録することをメインにしております。
このX-48MKIIは、『2チャンネルステレオレコーダーとして使用できるか?』と聞かれたら使用できないことはないと答えるます。
2チャンネルステレオレコーダーとして使用する場合は、ディジタル入出力(S/PDIF)を使用することになり、その他の48トラックの録音する機能を余してしまうことになるのでもったいない感じがします。
音質のクオリティは、カスタムライズされたパソコンなので平均クオリティは高いと思いますが、単体の2チャンネルステレオレコーダーのクオリティより落ちる可能性があります。
マルチトラックを使用して音楽製作を目的とする人は、音質・性能・安定度など考慮すると価格的ににも安く48トラックの編集が出来る優れものだと思います。
CDレコーダー録音するとダイレクトで素直サウンドになります。
その『ダイレクトで素直サウンド』と言っても、なかなか言葉では理解できないものです。
このCDレコーダーで録音したサンプルではありませんが、CDレコーダーで録音した音のサンプルがございまのでご参考にしてください。
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