SS-CDR200
TASCAMのSS-CDR200は、業務用メモリーレコーダーにCDレコーダーを加えた仕様です。
基本スペックは、
WAV ステレオ/モノラル、44.1kHz/48kHz、16bit
MP3 ステレオ/モノラル、44.1kHz/48kHz、64kbps-320kbps
の標準的な2チャンネルのステレオレコーダーですが、最近流行のハイレゾ音源には対応していません。
再生は、WAVでステレオ/モノラル、ステレオ/モノラル、44.1kHz/48kHz、16/24-bitまで対応しているようです。
(他の機種でメモリーカードに24-bit録音したものも、再生するためのものだろう)
最終のメディアがCD(44.1kHz)であれば、それ以上のスペックは必要がないので十分な性能を持っています。
この辺のことは、『メモリーレコーダーにつて』のところで解説していますので、そちらの方を参考にしてください。
このSS-CDR200は、メモリーレコーダーのSS-R200に加えた仕様で、性能的にはSS-CDR200とほぼ同じだと考えて良いと思います。
SS-CDR200の最大の特徴は、音楽で最も普及しているディジタル媒体のCD(CD−R)が製作できることです。
メモリーやハードディスク、DVD、ブルーレイなどの媒体を使用して音楽を記録しても
最終的には、最も普及しているCDを製作することになります。
他人と音楽を共有しないホーム規格では、メモリーやハードディスクなどでも十分ですが他人と共有するには、やはり音楽で最も普及しているディジタル媒体のCDは必要になるでしょう。
SS-CDR200を使用すれば、簡単にCD(CD−R)を製作することができます。
また、アナログ入力やディジタル入力を使用してCD−Rにダイレクトに録音できることは経路がシンプルに音質的に大変有利になります。
もちろんコンパクトフラッシュやSDカードなどのメモリーに一度録音して、編集してから音楽CD−Rを焼くことができます。
その場合でもメモリーカードで録音したデータをパソコンなどに一度取り込んでから編集し、CD−Rを製作するよりもSS-CDR200は、音楽データの移行経路シンプルになるので
音質的に大変有利です。
SS-CDR200アナログ出力の音質は、SS-R200と同様にTASCAMの業務用の製品らしく、フラットでクッキリとした音質です。
余分な低音の膨らみがなく、安心して使用できます。
癖もなく遊びのない音質で、音質クオリティも大変良いですが、業務用くさい音質といえなくないこともありません。
(アナログの音はSS-R200と同じと考えても良いです。)
SS-CDR200のアナログ入力でCDを製作するのも良いですが、アナログ音源は外部の高音質のDATなど使用してAD変換したディジタル信号をディジタル入力すれば最高の音質のCDが作成できます。
こらが、SS-CDR200の最大の魅力ではないでしょうか??
SS-CDR200は、SS-R200と同様オプティカル入力はできないので、その場合はべリンガーの『SRC2496 Ultramatch Pro』などで同軸に変換してからの入力になります。
SS-CDR200はメモリーで録音できてCDが製作できるので最高といえますが、CDレコーダー部はメモリーに比べ寿命が短いのも事実で、長く使うには必ず修理が必要になります。
(信号をCD−Rに焼くのにレーザーが大変高温になるので、レーザーの寿命が必ず存在すし使用頻度により必ず壊れる)
それでもSS-CDR200は、CD−Rにダイレクト焼けるのは音質的に有利で大変魅力のある製品といえます。
選択は予算との関係になりますが、SS-CDR200の製品自体は大変優秀なのでオススメでもあります。
CDレコーダー録音するとダイレクトで素直サウンドになります。
その『ダイレクトで素直サウンド』と言っても、なかなか言葉では理解できないものです。
このCDレコーダーで録音したサンプルではありませんが、CDレコーダーで録音した音のサンプルがございまのでご参考にしてください。
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