HS-2000

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HS-2000

HS-2000-FXY

TASCAMのHS-2000は、放送業務に特化した耐久性・信頼性をもった放送業務仕様ＣＦカード４チャンネルステレオオーディオレコーダー/プレーヤーです。

放送業務仕様とは、放送中にミスは許されない業務での使用を考慮して製作されているのでこのオーディオレコーダーにおける信頼性は大変高いです。

録音は信頼性の高いＣＦカードのみとなっています。

普通のオーディオレコーダーに比べ、動作が安定してタッチセンサで操作する液晶画面も大変見やすく分かりやすい仕様になっています。

常に、今の状態が液晶から読み取れ、操作ミスを極力抑える仕様になっています。

基本スペックは

PCM(BWF) 　44.1/47.952/48/48.048/88.2/96/176.4/192kHz
　　　　　　(47.952/48.048kHz:48kHz -0.1％プルダウン/＋0.1％プルアップ)

の2チャンネルオーディオレコーダーです。

このHS-2000は、放送業務を重視されたオーディオ製品なので主に『ポン出し』という業務をしやすいように設計されています。
『ポン出し』とはあらかじめ録音したデータを、別途のスイッチなどで選んですばやく再生するための機能です。
これは、タイミングが最も大切な放送業務、ライヴコンサート、舞台などではなくてはならない機能です。

ＣＦカード専用のスロットが２つ装備してミラーリングを確保する機能を持つことで録音ミスを徹底的に防ぐ設計になっています。
（ミラーリング：ＣＦカードデータの複製をもうひとつＣＦカードにリアルタイムに保存すること）
失敗は許されない放送業務に使用することを考えられて設計されているので、信頼性・安定性はたいへん優れています。

失敗は許されない放送業務に使用することを考えられて設計されているので、信頼性・安定性はたいへん優れています。

最近、信頼性が少ない民生オーディオ機器が多いなか、信頼性のあるHS-2000は大変魅力的ですが、その分大変高価なレコーダーになります。

音に定評のある信頼性と高品位パーツで製作されているので、贅沢ですが普通のオーディオレコーダーとして十分使用できます。

最近、信頼性が少ないオーディオ機器が多いなか、信頼性のあるHS-2000は大変魅力的ですが
業務で使用のみ考えられているので大変高価なレコーダーになります。
ここまでの製品なら当たり前のことかもしれません。

HS-4000やHS-2同様に音に定評のある信頼性と高品位パーツで製作されているので、贅沢ですが普通のオーディオレコーダーとして十分使用できます。

アナログの音質は、色付けのないストレートなサウンドになっています。
高級民生用のオーディオが趣味の方には、音に色気がないので不満かもしれませんが、音楽記録再生する上でストレートな音は大変魅力に感じます。

その他、HS-2000はLANを使用してパソコンとつながるようになっているため、LANがつながればパソコンのＯＳの種類に関係なくパソコンに繋ぐことがでます。
（有名スタジオや一流の音楽製作の現場では、データ転送のほとんどをLANでおこなっています。信頼性の高いデータ転送方式かもしれません。）

TASCAMの製品には、HS-2000と同じく放送業務仕様のHS-4000がありますが、HS-4000は、
HS-4000の２チャンネル仕様で、それ以外は性能はほとんど同じです。

HS-2000は、放送業務に特化した製品で高価な業務用オーディオ製品ですが、普通のオーディオレコーダーとしても十分に使用することが出来ます。

HS-2000は大変贅沢なオーディオレコーダーですが、オーディオファンにとって所有することに喜びをもてる機器だと思います。

HS-2000と仕様が良く似た機種でHS-2という機器があります。
違いは、HS-2000はＣＦカード専用になっているのに対して、HS-2はＣＦカードとSD/SDHCカードが使用できるようになっています。
（詳細な違いは入出力レベル等はマニュアル参照のこと）

HS-2000とHS-2と若干の仕様は違いますが、両方、ステレオ・オーディオレコーダーとして使用できます。