SS-R100
TASCAMのSS-R100は、業務用レコーダーの中では、最も低価格な部類に入るメモリーレコーダーになります。
基本スペックは、
WAV ステレオ/モノラル、44.1kHz/48kHz、16bit
MP3 ステレオ/モノラル、44.1kHz/48kHz、64kbps-320kbps
の標準的な2チャンネルのステレオレコーダーですが、最近流行のハイレゾ音源には対応していません。
再生は、WAVでステレオ/モノラル、ステレオ/モノラル、44.1kHz/48kHz、16/24-bitまで対応しているようです。
(他の機種でメモリーカードに24-bit録音したものも、再生するためのものだろう)
最終のメディアがCD(44.1kHz)であれば、それ以上のスペックは必要がないので十分な性能を持っています。
この辺のことは、『メモリーレコーダーにつて』のところで解説していますので、そちらの方を参考にしてください。
コンパクトフラッシュ、SD/SDHCカード、USBメモリが使用できるので、一般コンシューマーでも大変扱いやすいステレオレコーダーになり、安価なSDカードやUSBメモリーが使用できるのが魅力です。
アナログ入出力は1系統のみでRCAピンジャックのみとなりますが、業務用機器以外のコンシューマー機器はほとんどRCAピンジャックなのでアンプのテープ出力に繋げば普通は問題ありません。
どうしてもプロ仕様のアナログXLR等が必要であれば、上級機のSS-R200を選ぶことになります。
ディジタル入出力は、RCAピンジャックの同軸(Coaxial)のみで光(オプティカル)入力がないので民生機器と接続するには注意が必要でが、最近の民生機には、同軸(Coaxial)と光(オプティカル)両方ついているのが普通なので問題ないと思います。
お手持ちのオーディオ機器のディジタル入出力が光(オプティカル)しかない場合は、同軸(Coaxial)⇔光(オプティカル)の変換機を使用するか、べリンガーのSRC2496 Ultramatch Proなどを使用してディジタルパッチベイとして使用すれば良いと思います>
(このべリンガーの『SRC2496 Ultramatch Pro』は、低価格で大変便利な機器なので別途、ご紹介しております。)
業務用機器なので当たり前のことですが、ディジタル入出力のAES/EBUフォーマット対応しています。
プロ機のディジタルXLRの出力が、ケーブルで変換すればディジタルの同軸入力に入力でき出力できるというものです。
アナログ出力の音質は、TASCAMの業務用の製品らしく、フラットでクッキリとした音質で、余分な低音の膨らみがなく、安心して使用できます。
癖もなく遊びのない音質で、音質クオリティも大変良いですが、業務用くさい音質といえなくないこともありません。
トータルから考えると、価格的にも音質的にも大変コストパフォーマンスの良い製品でオススメです。
SS-R100の上に上級機のSS-R200がありますが、入出力以外中身はほとんど同じで音質的には全く差がありません。
単体で使用することを条件にすれば、入出力が十分ならSS-R100で十分だと思います。
もしディジタル・アナログXLRの入出力やディジタル・オプティカル入出力が必要な場合、
価格の差を考えるとSS-R200を選択するよりも、このSS-R100べリンガーの『SRC2496 Ultramatch Pro』を組み合わせて使用する方が経済的でだと思います。
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