CDR633

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CDR633

CDR633-F

CDR633は、MARANTZの業務用ＣＤレコーダーです。

この機種は、日本国内で現時点、正規に販売はしていないようです。

基本スペックは、

ＰＣＭ（ＣＤ－ＤＡ）　44.1kHz / 16bit

ＭＰ３（再生のみ）　44.1kHz

の非常にシンプルな２チャンネルステレオＣＤレコーダーです。
ダイレクトに音楽を録音するなＣＤレコーダーなので、ハイレゾ録音などは対応していません。

アナログ入出力は、アンバランス（ＲＣＡピンジヤック）を１系統のみ装備しています。
（前面にヘッドホン出力はあります。）

ディジタル入出力は、ＣＯＡＸＩＡＬ（ＲＣＡピンジヤック）オプティカル（光端子）
がそれぞれ１系統づつ備わっています。
ディジタルの規格は共に、民生規格（IEC 60958 Type Ⅱ)になります。
業務用規格が必要な場合は、ベリンガーの『SRC2496 Ultramatch Pro』のような機器が別途必要になります。

CDR633は、ＣＤ－Ｒ/ＲＷにリアルタイムでダイレクトに記録するＣＤレコーダーです。

ＣＤレコーダーは、トラックマーカーなどを録音しながら手動で入れるのが普通で手間がかかります。
（この機器には、トラックマーカー自動機能ありますが、入力レベルによって自動で判定されるので正確にトラックを入れるには手動が必要になります。）

最近では、ＨＤＤやメモリーに録音してから後でＣＤ－Ｒ/ＲＷを製作するのが普通になっているので、CDR633のようなＣＤ－Ｒ/ＲＷにリアルタイムでダイレクトに記録する方法は録音ミスが許されません。

昔のテープレコーダーのような感覚で、ダイレクトにＣＤ－Ｒ/ＲＷにレコーディングするＣＤレコーダーですが、音が良いという評判があります。

音がストレートで飾りがなく、鮮度の高い音が録音できます。
これが、単体ＣＤレコーダーの魅力だと思います。

CDR633で録音した音は、海外のユーザーの中で高い評価を得ています。

ハイレゾ録音からＣＤ－Ｒ/ＲＷを製作するような変換などがないので、ＣＤのスペックそのままＣＤ－Ｒ/ＲＷを製作するので音がより劣化が少なくダイレクトな音に魅力を感じているみたいです。

最新のオーディオレコーダーからすると、シンプルなＣＤレコーダーですが音質的に魅力のレコーダーです。

CDR633は、現時点では日本国内の正規の販売はないようです。
CDR633は、ＣＤオーディオレコーダーとしてたいへん魅力はありますが、国内の別のメーカーにも同じようなＣＤレコーダーが低価格で販売されていることを考えれば、逆輸入してまで購入する必要はないと思います。

CDR633-R

MARANTZの音の傾向を知るには、『MARANTZ Professional』?のサイトから『DMP MARK EDITOR v.2.0.0 (Zip 30MB』をダウンロードして、パソコンにインストールして適当なＷＡＶファイルを聴いてみれば良いと思います。
DMP MARK EDITORは、シリアルナンバーもなくインストールできるようです。
（DMP MARK EDITORのソフトは、大変大きなサイズのファイルですがほぼ再生がメインのソフトです。）