DN-F450R
DENONのDN-450Rは、SD/SDHCメモリーカードで録音するハーフラックサイズのコンパクトなサイズのレコーダーです。
DN-450Rは、上級機のDN-700RやDN-500Rのような多彩な入出力がなく、シンプルな構成のレコーダーになります。
DN-450Rの基本スペックは
WAV(リニアPCM) 48/44.1 kHz 16 ビット(ステレオ/モノラル)
MP3 : 48/44.1 kHz 16 ビット 32/64/96/128/160 kbps(モノラル)
64/128/192/256/320 kbps(ステレオ)
の標準的な2チャンネルステレオSD/SDHCメモリーレコーダーです。 サンプリングレートは48/44.1 kHzのみで ビットレートは16bitのみの必要最低限の仕様てなっています。
ハイレゾ録音のハイサンプリングには対応していませんが、普通のレコーダーとして問題はありません。
アナログ入力は2系統ありXLR(バランス)とRCAピンジャックを備えており、アナログ出力はRCAピンジャックのみ(ヘッドホン端子を除く)となっています。
電源は、ACアダプターから供給するようになっています。
必要に応じて、オプションにより19インチラックマウントに収納できる仕様になっています。
アナログ出力の音質は、上級機のDN-700RやDN-500Rと同様に少し低音がやわらかく暖かいたいへんきれいな音です。
業務用のレコーダーですが、業務用の音のような硬質さ少ない音質ともいえます。
やわらかく美しい音は、DENON製品全般の音の特徴だと思います。
このへんのところは、好みが分かれるところです。
DN-450Rは、アナログ入力しかなくディジタル入出力がないので、音質のアップグレードが限定されてしまいます。
よって外部の高音質DATなどからディジタルで入力して音質アップするような使い方ができません。
(DN-450Rの音質をアップする方法は、ケーブルやクレーンな電源を使用するぐらいに限定されます。)
DENONのDN-450Rは、コンパクト性はすばらしいですが、音質をより良くするにはディジタル入力がないので限界があるので、それを考慮して選ぶ必要があります。
DENONの音の傾向を知るには、『DENON Professional』のサイトから『DMP MARK EDITOR v.2.0.0 (Zip 30MB)』をダウンロードして、パソコンにインストールして適当なWAVファイルを聴いてみれば良いと思います。
DMP MARK EDITORは、シリアルナンバーもなくインストールできるようです。
(DMP MARK EDITORのソフトは、大変大きなサイズのファイルですがほぼ再生がメインのソフトです。)
ご購入は
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