SD-2u

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SD-2u

SD-2u-FXY

SD-2iは、一台で簡単に録音からミックスダウン、ＳＤレコーダーです。

基本スペックは、

ＰＣＭ（ＷＡＶ）　44.1kHz、16ビット

のオーソドックスな２チャンネルステレオ・ＳＤレコーダーです。

SD-2iは、録音・再生をラジカセの感覚で作業ができるのが特徴です。

アナログ入力は、XLR／TRSコンボ・ジャック（Ｌ/Ｒ）とステレオＲＣＡ端子とプラグイン・パワーに対応したマイク入力（3.5mmフォン）の３系統入力があります

バランス端子（ＸＬＲ）は、コンデンサーマイク用のファンタム電源（48V）が供給できるようになっています。

ＲＣＡピンジャック入力は、ＰＨＯＮＯ入力に対応しているので、ＭＭカートリッジタイプのレコードプレーヤーからダイレクトに録音できます。

アナログ出力は、ステレオＲＣＡピンジャックとヘッドホン端子が備わっています。

ディジタル入出力は、残念ながら備わっていません。

SD-2iには、標準で高音質の内臓ステレオマイクとスピーカーが備わっているので、録音したデータをその場で確認することができたいへん便利です。

録音は、全てＳＤカードに録音するので、ＣＤを製作する場合は別途にＣＤを製作できるパソコンなどが必要です。

SD-2iの内臓マイクでステレオ録音した音は、フラットでワイドな大変素直な音質です。
本体に内蔵しているマイクで角度を変更することができないので、高音質録音には限界がありますが内臓マイクのクオリティは良いと思います。

内蔵マイクは近づいて迫力のある音を捉えるよりも、少し離れたところから全体を録音するのに向いている感じがします。
（音を近く感じさせる録音は、別途にマイクを用意した方が良いかもしれません。）

ラインからの録音は、内臓マイクの録音によく似てフラットでワイドな音質です。
ハイレゾ録音に多くある低音域が膨らんだり、音場の柔らかさなどがないのが評価できます。
音全体に、鮮やかさのような感じは少く、自然な感じの音が魅力です。
（このような音は、ローランドの製品に多い）

SD-2iには、メトロノーム機能、ピッチコントロール、キーコントロール、テンポの変更
さらにセンター音をキャンセルする機能があります。

SD-2iは、高音質の単体レコーダーとしては、ディジタル入出力がないので少し不満があるかもしれませんが、音楽レッスンなどに使用はたいへん向いているレコーダーだと思います。

SD-2iをラジカセのように使用して、バンドの演奏やコーラスを録音しながら練習すると
その場で直ぐにプレイバックして確認ができるのが大変便利です。

本番前のリハーサルなどの使用にたいへん向いています。
また、レッスン教室の使用もSD-2iのたいへん優れた能力を発揮できると思います。

プロの用の等の大きな機材は、リアルで高音質の録音や様々なことができますがセッティングに時間がかかったりして簡単にレコーディングすることは出来ませんが、SD-2iは、本体のみで簡単にレコーディングができ再生ができます。
。
SD-2i本格的なレコーディング前のウオームアップに利用すれば、たいへん使えるレコーダーになると思います。

それらのことを考慮すれば、SD-2iのコストパフォーマンスは高いと思います。

SD-2u-RXY