PMD580
PMD580は、MARANTZのCFカードを使用して録音するメモリーレコーダーです。
このPMD580は、インターネットウェブブラウザを経由してレコーダーをコントロールするネットワークプレーヤーになっています。
基本スペックは、
PCM(WAV) 16/24bit
MP3
モノラル(160、128、96、64、32 kbps)
ステレオ(320、256、192、128、64 kbps)
サンプリング周波数 48、44.1 kHz
の2チャンネルオーディオレコーダーです。
流行のハイレゾ録音には対応していなく、オーディオレコーダーとしては標準的なスペックのオーディオレコーダーです。
このレコーダーは標準的なオーディオレコーダー以上に、インターネットウェブブラウザを使用して音楽データの双方向に受け渡しをするネットワークオーディオレコーダー/プレーヤーをメインにしている機器です。
PMD580の入出力は豊富です。
アナログ入出力は2系統ありXLRとRCAピンジャックを備えているので、プロからコンシューマーまで簡単にしようできるようになっています。
業務用機器にアナログRCAが備わっている機器は、コンシューマーだけでなくプロの現場でもRCAしかない機材と接続することは多くあるので重宝します。
ディジタル入出力は、XLR(AES/EBU)とRCAピンジャックの同軸(Coaxial)2系統備わっており、光(オプティカル)のみ付いていません。
お手持ちのオーディオ機器のディジタル入出力が光(オプティカル)しかない場合は、同軸(Coaxial)⇔光(オプティカル)の変換機を使用するか、べリンガーのSRC2496 Ultramatch Proなどを使用してディジタルパッチベイとして使用すれば良いと思います>
(このべリンガーの『SRC2496 Ultramatch Pro』は、低価格で大変便利な機器なので別途、ご紹介しております。)
PMD580は、メモリーレコーダーとしての性能・音質は申し分ないと思いますが、レコーダーいうより高音質ネットワーク・レコーダーをメインにした感じです。
ネットワークを使用しないでオーディオレコーダーだけを利用する場合は、かなり高価なオーディオレコーダーかも知れません。
またPMD580と同価格帯オーディオレコーダーでは、DSDレコーディングなどのハイレゾレコーディングに対応した製品が発売されているので、選択するのに迷います。
PMD580の製品自体のクオリティは高いので、使用目的を考え検討すれば良いといと思います。
MARANTZの音の傾向を知るには、『MARANTZ Professional』?のサイトから『DMP MARK EDITOR v.2.0.0 (Zip 30MB』をダウンロードして、パソコンにインストールして適当なWAVファイルを聴いてみれば良いと思います。
DMP MARK EDITORは、シリアルナンバーもなくインストールできるようです。
(DMP MARK EDITORのソフトは、大変大きなサイズのファイルですがほぼ再生がメインのソフトです。)
ご購入は
姉妹サイト
関連ページ
- PMD560
- 高音質で録音できるオーディオ・レコーダー(master-recorder)の紹介を致します。 オーディオ・レコーダー(master-recorder)の必要性及び製品の解説をします。 メモリーレコーダー、CDレコーダーの解説
- CDR310
- 高音質で録音できるオーディオ・レコーダー(master-recorder)の紹介を致します。 オーディオ・レコーダー(master-recorder)の必要性及び製品の解説をします。 メモリーレコーダー、CDレコーダーの解説
- CDR633
- 高音質で録音できるオーディオ・レコーダー(master-recorder)の紹介を致します。 オーディオ・レコーダー(master-recorder)の必要性及び製品の解説をします。 メモリーレコーダー、CDレコーダーの解説
- PMD671
- 高音質で録音できるオーディオ・レコーダー(master-recorder)の紹介を致します。 オーディオ・レコーダー(master-recorder)の必要性及び製品の解説をします。 メモリーレコーダー、CDレコーダーの解説
- PMD661MK2
- 高音質で録音できるオーディオ・レコーダー(master-recorder)の紹介を致します。 オーディオ・レコーダー(master-recorder)の必要性及び製品の解説をします。 メモリーレコーダー、CDレコーダーの解説